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歯周病の治療方法

SRP

SRPとは、スケーリングとルートプレーニングという2種類を組み合わせた治療方法です。専用の機器を使用して歯や歯周ポケットに付着している歯石や着色などを除去することです。汚れを取り除いた後は、歯の表面がツルツルになるまで仕上げていきます。SRPは、歯周病の基本的な治療方法で、軽度な歯周病治療に有効です。

PMTC

PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、毎日の歯みがきで取り除くことが難しい歯垢(プラーク)などを専門の器具を使用して取り除きます。歯の表面をツルツルにすることで、汚れが着きにくい状態にすることができます。中等度の歯周病治療に有効な治療です。

再生療法(エムドゲイン)

歯周病が進行し歯周組織が破壊されてしまった場合は、歯周組織を再生させる「エムドゲイン」という治療を行います。エムドゲイン治療は、歯周組織の再生を促すエナメル基質タンパク質を含んでいるエムドゲインゲルを使用し、歯周病によって失われた骨や歯茎の組織を再生することが可能です。

外科処置

歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、専用器具を用いても歯石の除去が難しくなるため、外科的な処置が必要となります。外科処置では、歯の周辺の歯肉を小さく切開し、歯根に沈着した汚染物質を除去しキレイにしていきます。